「最近、整形外科に行っても湿布をもらうだけで何もしてもらえない…」交通事故後の通院が長引いてくると、多くの患者が経験するパターンです。これは接骨院でのリハビリを本格化させるサインかもしれません。
整形外科が「湿布のみ」になる理由
急性期を過ぎた慢性期のむちうちに対して、整形外科では「これ以上できることが少ない」というのが実情です。
- 画像(レントゲン・MRI)で異常所見がない場合、医学的介入の余地が限られる
- 投薬・安静以外の手段が整形外科では少ない
- 多忙な外来では一人ひとりへの時間が確保しにくい
これは整形外科が「悪い」のではなく、専門分野の違いによるものです。
慢性期に接骨院が得意なこと
慢性期のむちうちこそ、接骨院の施術が効果を発揮します。
- 手技療法:筋肉・関節の硬直を直接ほぐす
- 電気治療(低周波・超音波):深部の炎症抑制・血行促進
- 運動療法・ストレッチ指導:可動域の回復・再発予防
- 施術時間の確保:1回30〜60分の丁寧な対応
「切り替え」ではなく「追加」が正解
ただし、整形外科への通院をやめて接骨院だけにするのはNGです。整形外科は引き続き月1〜2回通院し、経過観察・医療記録の継続が必要です。
接骨院施術費が裁判で認められた判例でも、「整形外科での診察頻度が下がり、接骨院でのリハビリが中心になっていった」という経過が、自然な回復のプロセスとして評価されています。
保険会社への報告も忘れずに
接骨院通院を本格化させる場合も、保険会社への連絡を忘れずに行いましょう。「〇〇接骨院で施術を受けます」と伝え、一括対応の継続確認を取ることが大切です。
まとめ
- 整形外科が「湿布のみ」になるのは慢性期の典型パターン。接骨院本格活用のサイン
- 整形外科はやめず月1〜2回継続しながら、接骨院での施術を追加する
- 接骨院での施術記録が慢性期の「治療継続の証拠」として機能する
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